BYD シールの航続距離は実際何km?640km・575kmと冬・高速の目安

BYD シールの実際の航続距離を考えるイメージ

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カタログの640kmを見て「東京から大阪まで無充電で行ける?」と考えた方も多いはずです。

ただ、EVの航続距離は季節や走り方でかなり変わるので、そのまま信じていいのか気になりますよね。

結論から言うと、シールの実際の航続距離はカタログの7〜8割を目安に計画すると安心です。この記事では、グレード別・場面別に「実際に何km走れそうか」を数字で出していきますね。

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目次

カタログの航続距離はRWD 640km・AWD 575km

先に結論

現行シールの一充電走行距離(WLTCモード・BYD公式)は、RWDが640km、AWDが575kmです。電池はどちらも82.56kWhで、差は電費の違いから出ています。

グレード電池一充電走行距離(WLTC)電費(WLTC)
RWD(495万円)82.56kWh640km148Wh/km
AWD(572万円)82.56kWh575km165Wh/km

AWDは前にもモーターがあり、車重も110kg重くなります。その分だけ電気を多く使うので、航続距離は65km短くなるんです。

グレードの選び方はRWDとAWDのグレードの違いで詳しく比べています。

WLTCモードは、市街地・郊外・高速を決まった割合で走った時の値です。エアコンの使い方や気温までは、あなたの毎日と同じではありません。

実際の航続距離はどれくらい?

『で、実際は何km走れるの?』というのが本音ですよね。

EVの実際の航続距離は、季節・速度・エアコンで変わります。ここでは、カタログ値に割合を掛けた「目安」を出してみます。

走り方の想定RWDAWD
カタログ値(100%)640km575km
春秋の街乗り・郊外(9割)約576km約518km
夏のエアコン多め(8割)約512km約460km
冬の暖房多め・高速多め(7割)約448km約403km

割合はあくまで計画用の仮定です。実際の値は、気温や道路の混み具合、タイヤの状態で上下します。

ただ、この表を頭に入れておくだけで「思ったより走れない」という失敗はかなり減らせます。

RWDとAWDの航続距離を季節・場面ごとに並べた図解

毎日の通勤なら何日もつ?

長距離より、毎日の使い方で考えたい方もいますよね。カタログの7割分(10〜80%で使う想定)で、通勤だけなら何日もつかを出してみました。

1日の走行距離RWD(約448km)AWD(約403km)
20km約22日約20日
40km約11日約10日
60km約7日約6日

1日40kmの通勤なら、急速充電に行くのは10日に1回ほどの計算です。自宅で充電できるなら、週末にまとめて足すだけで回せます!

カタログ値と実際がずれる主な理由

  • 外気温(特に寒さ)で電池の力が落ちる
  • 暖房や冷房に電気を使う
  • 高速道路で速度が上がると空気抵抗が増える
  • 荷物や人数が多いと車が重くなる
  • タイヤの空気圧が下がると転がりにくくなる

どれも自分である程度コントロールできることなんです。特に暖房とタイヤの空気圧は、すぐに見直せます。

高速道路では航続距離が減る?

高速道路では、空気の抵抗が大きくなって電費が落ちます。

公式の電費を、市街地・郊外・高速に分けて見てみましょう。

走行場面(WLTC)RWDAWD
市街地136Wh/km159Wh/km
郊外138Wh/km152Wh/km
高速155Wh/km168Wh/km

実はシールは、高速での落ち幅が小さいほうなんです。空気抵抗係数Cd 0.219という、なめらかなボディが効いています。

WLTCの高速の電費だけで計算すると、RWDで約611km、AWDで約565kmになります。

ただし、WLTCの高速は日本の高速道路を100〜120km/hで走り続ける状態とは違います。速度を上げるほど電費は落ちるので、長距離では余裕を見ておきましょう。

速度を少し抑えるだけで変わる

高速で巡航速度を少し落とすと、電費の落ち込みが小さくなります。次の充電地点まで不安な時は、速度を控えめにしてみてください。

街乗り中心ならRWDとAWDの差が開く

表をよく見ると、面白いことに気づきます。市街地の電費はRWD 136Wh/km、AWD 159Wh/kmで、差が約17%あるんです。

一方、高速ではRWD 155Wh/km、AWD 168Wh/kmで、差は約8%に縮まります。

つまり、信号の多い街乗りが中心の人ほど、RWDの航続距離の余裕を感じやすいということです。高速中心の人は、グレードによる差は思ったより小さく感じるかもしれません。

冬は航続距離がどれくらい落ちる?

冬に航続距離が短くなるのは、シールに限らずEV全体の特徴です。

理由は2つあります。電池が冷えると力を出しにくくなること、そして暖房に電気を使うことです。

『冬になったら半分しか走れないの?』と心配する声もありますよね。そこまで極端になるとは限りませんが、寒い地域では7割程度で計画しておくと安心です。

冬に航続距離を守るコツ
  • シートヒーターを先に使い、エアコンの設定温度を上げすぎない
  • 出発前に充電しながら車内を暖めておく
  • 長距離の日は、充電地点を1か所多めに決めておく
  • タイヤの空気圧を定期的に確かめる

シールは前席シートヒーターが全車標準です。体に直接あたたかさが届くので、エアコンだけに頼るより電気を節約しやすいんです。

充電の使い方で「実際に使える距離」は変わる

もう1つ見落としがちなのが、充電の使い方です。

電池を0%まで使い切る人はほとんどいません。急速充電も80%あたりから速度が落ちやすいので、10〜80%の間で使う人が多いです。

例えば、こんな会話になりがちです。

「満充電で640kmなら、残り50kmまで走れば590kmだね」
「でも途中の充電を考えると、実際に一気に走るのは400km台かな」

10〜80%の7割分だけを使う場合の目安はこうです。

想定RWDAWD
カタログ値の7割分(10〜80%)約448km約403km
さらに冬・高速で7割になった時約314km約282km

一番厳しい条件でも、RWDなら300km前後は1回の充電で走れる計算です!

急速充電は90kW充電器で30分42kWh(BYD公式・自社調べ)という例があります。単純計算で、RWDなら約280km分にあたります。充電の手順や時間はBYD シールの充電方法と充電時間にまとめています。

10〜80%の充電範囲で走れる距離の目安を示した図解
電池容量÷電費と合わない理由

82.56kWhを148Wh/kmで割ると約558kmになり、640kmと合いません。WLTCの電費は、充電のロスも含めたコンセント側の電気で数えるためです。航続距離はカタログの一充電走行距離を基準に考えましょう。

長距離ドライブの計画はどう立てる?

ここが大事なところです。航続距離の不安は、計画の立て方でかなり小さくできます。

ガソリン車なら、残りが少なくなってからスタンドを探しても間に合いますよね。EVは充電に時間がかかるので、「どこで足すか」を先に決めておくほうが気持ちに余裕が出ます。

長距離ドライブの計画の立て方
  1. 出発前に自宅で満充電にしておく
  2. 目的地までの距離を、表の「7割」の値で割って充電回数を出す
  3. 途中の急速充電スポットを2か所以上候補にしておく
  4. 残り20%前後で充電に寄る、と決めておく

『充電スポットが埋まっていたらどうしよう』という不安もありますよね。だからこそ候補を2か所以上にしておくのがおすすめです。

減速で電気が戻る「回生」も味方

EVは、アクセルを離したりブレーキを踏んだりする時に、モーターで発電して電池に電気を戻せます。これを回生と呼びます。

信号の多い街乗りで航続距離が落ちにくいのは、この回生が効くからなんです。早めにアクセルを離して、じわっと減速するのが電気を無駄にしないコツです。

片道300kmの帰省で考えてみる

例えば、片道300kmの帰省をシールで走るとします。10〜80%の範囲で使う想定です。

条件RWDの目安AWDの目安途中の充電
春秋(7割分)約448km約403kmなしでも届く計算
冬・高速(さらに7割)約314km約282kmAWDは1回、RWDも1回あると安心

春や秋なら、片道300kmは無充電でも届く計算です。帰りは目的地で充電してから出発すれば大丈夫です。

冬はRWDでもぎりぎりになります。『あと少しで着くから』と無理をせず、途中で1回、15〜30分の急速充電を挟むと気持ちがラクになりますよ。

よくある失敗

カタログの640kmを基準に計画して、冬の高速で充電が足りなくなるケースです。行きと帰りで気温が違う日も多いので、帰り道は余裕を多めに見ておきましょう。

メーターの「残り何km」はどう見る?

画面に出る残りの走行可能距離は、あくまで予測です。直前の走り方や気温によって、数字が大きく動くことがあります。

例えば、街乗りのあとに高速へ乗ると、残りの距離が思ったより早く減っていくことも。表示の数字より、電池の残り%を見て判断するほうが計画は立てやすいです。

『表示ではまだ100kmあるから大丈夫』と思った時ほど、早めに充電スポットを決めておきましょう。

航続距離で見るとRWDとAWDどちらがいい?

年に何度も長距離を走るなら、65km長いRWDのほうが充電の回数を減らしやすいです。

一方、雪道や加速を重く見るならAWDです。575kmでも、普段使いで困る場面はそう多くありません。

電気代の差が気になる方はBYD シールの電費と電気代を見てみてください。

年間の維持費の全体はBYD シールの維持費は年間いくら?で確認できます。

購入を考えている方はBYD シールの値引き相場と限界額も読んでおくと、交渉がしやすくなります。

シールに乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく

シールへの乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。

『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。

手放し方の選択肢

今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。

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この事実を知らないと、シールへの買い替えで損をしてしまう可能性があります

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よくある質問

BYD シールの航続距離は何kmですか?

WLTCモードでRWDが640km、AWDが575kmです(BYD公式)。電池容量はどちらも82.56kWhです。

実際の航続距離はどれくらいですか?

季節と走り方で変わります。計画の目安としては、カタログの7〜8割を見ておくと安心です。RWDなら約448〜512km、AWDなら約403〜460kmにあたります。

冬は航続距離が短くなりますか?

短くなります。電池が冷えることと暖房に電気を使うことが理由です。シートヒーターを先に使うと、電気の使いすぎを抑えやすくなります。

AWDの航続距離は何kmですか?

WLTCモードで575kmです(BYD公式)。電費はRWDより1割ほど多く使うので、計画は約403〜460kmを目安にすると安心です。

航続距離を伸ばすにはどうすればいいですか?

急加速を控え、高速では速度を少し抑えるのが効果的です。冬はシートヒーターを先に使い、タイヤの空気圧もこまめに確かめてみてください。

東京から大阪まで無充電で行けますか?

季節や速度によっては届かないこともあります。途中で1回急速充電を挟む計画にしておくと、余裕をもって走れます。

まとめ

この記事の要点
  • 航続距離はWLTCでRWD 640km、AWD 575km
  • 実際の計画はカタログの7〜8割で立てると安心
  • 高速の電費はRWD 155Wh/km、AWD 168Wh/kmで、落ち幅は小さめ
  • 冬は暖房と電池の冷えで短くなる。シートヒーターの活用がコツ
  • 10〜80%で使うと、RWDで約448km、AWDで約403kmが目安
シール買いたいドットコム

シール買いたいドットコム 編集部

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