BYD シールの維持費は年間いくら?電気代・自動車税・保険・車検の内訳

自宅で充電中のEVセダンと家計簿で維持費を計算するイメージ

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495万円のEVセダンを買ったあと、毎年いくら出ていくのか。ここが分からないと、なかなか決めきれないですよね。

結論から言うと、シールの維持費で人によって差が大きいのは任意保険と駐車場代です。電気代は年1万km走ってもRWDで4万円台(1kWh=30円で計算した場合)に収まり、自動車税は年25,000円です。

この記事では、項目ごとの金額と、自分の条件で計算し直す方法が分かります。

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目次

BYD シールの維持費は年間いくら?まずは全体像

先に結論

シールの維持費は「電気代+自動車税25,000円+任意保険+点検・車検+タイヤ+駐車場」です。このうち金額が決まっているのは自動車税だけで、ほかは走る距離や住む場所で大きく変わります。

まずは項目を一覧にしてみます。数字があるものは数字で、ないものは「何で決まるか」を書きました。

項目金額の目安何で決まるか
電気代(年1万km)RWD 約44,400円/AWD 約49,500円電費・電気の単価・充電場所
自動車税(種別割)年25,000円電気自動車は一律
自動車重量税エコカー減税で優遇車検の時期と年度の制度
自賠責保険車検時にまとめて払う加入期間
任意保険人により大きく違う年齢・等級・補償内容・車両保険
点検・車検点検パッケージあり依頼先・交換部品
タイヤ交換の年だけかかる235/45R19・銘柄
駐車場地域で大きく違う月極の相場

電気代は、公式の電費(RWD 148Wh/km、AWD 165Wh/km)に、仮に1kWh=30円をかけて出しています。

『え、電気代ってそんなに安いの?』と思った方も多いはずです。

ただ、これは家で普通充電した場合の目安で、外の急速充電を多く使うと高くなります。

BYD シールの年間維持費の内訳を項目ごとに並べた図解

電気代は1km何円?年間の走行距離別に計算

シールはEVなので、ガソリン代の代わりに電気代がかかります。計算はシンプルで「電費×走った距離×電気の単価」です。

1kWh=30円と仮に置くと、1kmあたりの電気代はRWDが約4.4円、AWDが約5.0円になります。

年間の走行距離RWD(148Wh/km)AWD(165Wh/km)差額
5,000km約22,200円約24,750円約2,550円
10,000km約44,400円約49,500円約5,100円
15,000km約66,600円約74,250円約7,650円
年間の走行距離ごとにRWDとAWDの電気代を比べた図解

単価30円は計算のための仮の値です。実際の単価は、電力会社の契約プランや時間帯で変わります。

もう1つ、充電の時には電気の一部が熱などで逃げます。家の電気メーターで見ると、表より少し多めにかかると思っておいてください。

RWDとAWDで電気代はどれだけ違う?

表のとおり、年1万kmなら差は5,000円ほどです。

『AWDは燃費ならぬ電費が悪いから高くつく?』と気にする方もいます。

実は電気代の差はそこまで大きくありません。

それより差が出るのは車両価格で、RWD 4,950,000円とAWD 5,720,000円で77万円違います。維持費の差より、買う時の差の方がずっと大きいんです。

外で充電すると高くなる?

急速充電の料金は、充電カードの種類や料金プランで決まります。家の電気より割高になることが多いので、ふだんは家で、遠出の時だけ外で、という使い方が経済的です。

BYDの充電カード「BYD e-Charging」は、全国のBYD正規ディーラーで充電でき、エコQ電対応のスタンドでも使えます(公式)。料金は公式で確かめておきましょう。

家で充電できない人はどう考える?

マンションなどで家に充電設備がない場合は、外の充電が中心になります。この時は、電気代を「1km何円」で見るより、月にいくら充電代を払うかで考えた方が分かりやすいです。

例えば、ディーラーや近くの急速充電器の料金を調べて、月に何回使うかをかけ算してみてください。家充電の表より高くなるのが普通なので、その差を維持費に足しておきましょう。

家で充電できる人
  • 電気代を低く抑えやすい
  • 夜のうちに充電が済む
  • 充電のために出かけなくていい
外の充電が中心の人
  • 充電料金が割高になりやすい
  • 充電のための時間と移動がかかる
  • 混雑していると待ち時間が出る

電費の詳しい比べ方は電費と電気代の記事、家での充電のしかたは充電方法と充電時間の記事で解説しています。

5年乗ったら電気代と税金はいくら?

1年分だと小さく見えても、5年分にすると意外な金額になります。年1万km、1kWh=30円の仮定で、電気代と自動車税だけを足してみました。

5年間の合計RWDAWD
電気代(年1万km×5年)約222,000円約247,500円
自動車税(年25,000円×5年)125,000円125,000円
合計約347,000円約372,500円

5年でもRWDとAWDの差は25,000円ほどです。ここに保険や車検、タイヤ、駐車場代が加わります。

走る距離が年5,000kmなら電気代は半分ほど、年15,000kmなら1.5倍ほどになります。自分の距離に当てはめて、ざっくり計算してみてください。

『思ったより安いかも』と感じたなら、それがEVの強みです。ただ、家で充電できるかどうかで、この表の電気代は大きく変わります。

自動車税・重量税・環境性能割はいくら?

税金は、EVにすると軽くなる部分が多いです。シールで払う税金を順番に見ていきます。

税金シールの場合払うタイミング
自動車税(種別割)年25,000円毎年5月ごろ
自動車重量税車重2,100kg・2,210kgとも「2.5トン以下」の区分。エコカー減税で優遇新車登録時・車検時
環境性能割エコカーとして優遇新車登録時

自動車税は年25,000円

自動車税は排気量で決まる税金ですが、電気自動車には排気量がありません。なので電気自動車は一律で年25,000円です。

RWDでもAWDでも同じ金額です。グレードで迷っている方は、ここは気にしなくて大丈夫ですよ。

重量税と環境性能割は年度で変わる

重量税は車の重さで決まります。シールはRWDが2,100kg、AWDが2,210kgなので、どちらも「2.5トン以下」の区分に入ります。

ただ、エコカー減税の中身と適用期限は年度ごとに見直されます。この記事では金額を書いていません。

古い情報に注意

税金の減税は年度で変わるので、少し前の記事の金額をそのまま信じるのは危ないです。見積もりの「諸費用」の欄で、その時点の金額を確かめるのが確実です。

自賠責保険は車検の時にまとめて払う

自賠責保険は、すべての車に入る義務がある保険です。新車の時と車検の時に、次の車検までの期間分をまとめて払います。

金額は国が決めていて、EVだから高い・安いということはありません。見積もりの諸費用に載ってくるので、そこで確かめておきましょう。

買う時の補助金も年度で変わります。2026年4月以降のCEV補助金はBYD車一律15万円です(2025年度は35万円)。

詳しくは補助金の記事を見てみてください。

保険料は何で決まる?見積もりで差が出るところ

任意保険は、維持費の中でいちばん人によって差が出る項目です。年齢や等級、住んでいる地域で金額が大きく変わります。

だからこの記事では金額を書いていません。そのかわり、シールならではの「保険料に響きやすいところ」を挙げておきます。

保険の見積もりで確かめておくこと
  • 車両保険を付けるかどうかと、その金額を確かめる
  • RWD(4,950,000円)かAWD(5,720,000円)かで車両保険の金額が変わることを知っておく
  • 運転する人の範囲と年齢条件を絞れるか確認する
  • 充電中のトラブルや自宅充電設備が補償の対象になるか聞く
  • 複数の保険会社で同じ条件の見積もりを取って比べる

例えば、見積もりの時はこんなやり取りになります。

「AWDとRWDで、保険料はどれくらい変わりますか?」
「車両保険を付けるなら車の価格が違うので変わります。同じ条件で両方出してみましょう」

『見積もりは面倒…』と思うかもしれません。

ただ、グレードを決める前に両方の保険料を見ておくと、後から「こんなに違うの?」と驚かずに済みます。

車検費用とメンテナンスは何がかかる?

シールにはエンジンがないので、エンジンオイルの交換はありません。ガソリン車でよくある定期的なオイル交換の出費がないのは、EVのうれしいところです!

ただ、点検や車検がなくなるわけではありません。新車の最初の車検は3年目、その後は2年ごとです。

時期主な出費中身
毎年法定点検ブレーキ・足回り・電装の点検
3年目初回の車検重量税・自賠責・検査の費用
5年目以降2年ごとの車検同じく重量税・自賠責・検査
走り方によるタイヤ・ワイパー・エアコンフィルター消耗に応じて交換

BYDには「BYD eパスポート」という、3年目の車検を含む4年間の点検パッケージがあります(公式)。点検の出費をまとめて先に決めておきたい方には向いています。

タイヤは意外とかかる

シールのタイヤはRWD・AWDとも235/45R19です。19インチはそれなりにお値段がするので、交換の年は出費が大きくなります。

さらに雪が降る地域では、スタッドレスタイヤの分もかかります。サイズや選び方はタイヤサイズの記事でまとめました。

電池の点検も忘れずに

EVの駆動用電池は、点検で状態を見てもらえます。保証の中身と一緒に、ブレードバッテリーの記事も読んでおくと安心です。

維持費を抑えるにはどうすればいい?

ここまで見ると、電気代と税金はそれほど重くありません。抑えどころは保険と充電のしかた、そして買う時の総額です。

維持費を下げる順番
  1. 自宅か職場で普通充電できる環境を整え、外の急速充電を減らす
  2. 電気の契約プランを、夜に安くなるものにできないか調べる
  3. 任意保険は同じ条件で複数社の見積もりを取る
  4. 点検パッケージを使うか、都度払いにするか比べる
  5. 冬の電費の落ち方を見込んで、ムダな急速充電を避ける

『冬はどれくらい電費が落ちるの?』と気になる方は、航続距離の記事で冬と高速の目安を見てみてください。

そしてもう1つ大きいのが、買う時の値段です。値引きや補助金で総額が下がれば、ローンの利息も含めた出費が軽くなります。

ローンや残価設定で買う場合は、月々の支払いも維持費と一緒に考えておくと、家計の見通しが立てやすくなります。支払い方の違いはローン・残価設定の記事で比べています。

交渉の順番は値引き相場の記事にまとめています。

今の車を売る時の値段も維持費のうち

乗り換えなら、今の車がいくらで売れるかで、シールにかかる実質の負担が変わります。下取りの金額だけで決めず、買取の金額とも比べておくと判断しやすいですよ。

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買取の金額は時期や地域、車の状態で変わります。いくつかの金額を並べて、納得できるところを選んでみてください。

シールに乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく

シールへの乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。

『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。

手放し方の選択肢

今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。

納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。

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よくある質問

BYD シールの自動車税はいくらですか?

電気自動車なので、自動車税(種別割)は年25,000円です。RWD・AWDで同じ金額です。

重量税はいくらかかりますか?

車重はRWD 2,100kg、AWD 2,210kgで、どちらも「2.5トン以下」の区分です。エコカー減税で優遇されますが、内容が年度で変わるので見積もりで確かめてください。

電気代は年間いくらくらいですか?

年1万km、1kWh=30円で計算すると、RWDが約44,400円、AWDが約49,500円です。外の急速充電を多く使うと高くなります。

保険料の相場はいくらですか?

年齢や等級、車両保険の有無で大きく変わるので、この記事では金額を出していません。RWDとAWDで車両価格が違う点も含め、同じ条件で見積もりを比べてみてください。

車検費用はどれくらいですか?

重量税・自賠責・検査の費用に、交換部品の代金が加わります。エンジンオイル交換はありません。BYD eパスポートなら3年目の車検を含む4年間の点検をまとめて受けられます。

まとめ

この記事の要点
  • 自動車税は電気自動車なので年25,000円(RWD・AWD共通)
  • 電気代は年1万kmでRWD 約44,400円・AWD 約49,500円(1kWh=30円の仮定)
  • 重量税は2.5トン以下の区分、エコカー減税の中身は年度で確かめる
  • 維持費で差が大きいのは任意保険と駐車場代
  • エンジンオイル交換はなく、3年目の車検を含む点検パッケージがある
シール買いたいドットコム

シール買いたいドットコム 編集部

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