当サイトの記事は編集部がメーカー公式情報などの公開情報をもとに独自に調査・執筆しています。記事内にはアフィリエイト広告を含む場合があります。
台風や地震で停電した時、家の前に大きな電池を積んだ車があったら心強いですよね。キャンプで家電を使えたら、と考える方もいるはずです。
結論から言うと、シールはV2HにもV2Lにも対応しています(BYD公式)。自宅のV2H機器につなげば家へ電気を送れて、オプションのV2Lアダプターを使えばAC100V・最大1,500Wまでの家電が使えます。
この記事を読むと、何を用意すれば給電できるのか、82.56kWhの電池でどれくらいもつのかが分かります。
PR|ナビクル(車の一括査定)
今の車の買取相場は、ナビクルですぐ分かります

※ご利用いただいたお客様の実績例であり、現在の査定額とは異なる場合がございます。
※画像はイメージです。車種によって年式が異なる場合がございます。
- 最大10社の買取店にまとめて査定を依頼できるサービスです。
- 入力は約47秒で、料金はかかりません。
- Webで車種・年式・走行距離などを入力すると、その場で買取相場の目安が表示されます。
入力は約47秒です。売るかどうかを決める前に、今の相場だけ調べておくこともできますよ。
BYD シールはV2H・V2Lに対応している?
シールはRWD・AWDともV2HとV2Lに対応しています。どちらも車の急速充電ポート(CHAdeMO)を使って電気を取り出す仕組みです。
公式に出ている数字を一覧にしてみます。
| 使い方 | つなぐもの | 公式の数字 |
|---|---|---|
| V2H(家へ給電) | 自宅に設置したV2H機器 | 急速充電ポートにつないで家へ給電 |
| V2L(市販機器) | 市販のV2L機器 | 急速充電ポートから最大10kW |
| V2L(純正アダプター) | オプションのV2Lアダプター | AC100V・最大1,500W |
| 電池容量 | 共通 | 82.56kWh |
出典はBYD公式製品ページです。電池はRWDもAWDも82.56kWhで、グレードの差はありません。
『V2Hって特別なグレードじゃないと使えないの?』と思う方もいますよね。
実はどちらのグレードでも使えるんです。違うのは、家の側にV2H機器があるかどうかです。
V2HとV2Lは何が違う?
名前が似ていて、ややこしいですよね。ざっくり言うと、家全体に送るのがV2H、家電を直接つなぐのがV2Lです。
| V2H | V2L | |
|---|---|---|
| 正式な意味 | Vehicle to Home(車から家へ) | Vehicle to Load(車から家電へ) |
| 電気の行き先 | 家の分電盤を通して家全体 | コンセントにつないだ家電 |
| 必要なもの | 家に設置するV2H機器と工事 | V2L機器かV2Lアダプター |
| 使う場所 | 自宅 | 自宅の外・キャンプ・作業現場など |
| 向いている人 | 停電に備えたい戸建ての人 | 外で家電を使いたい人 |
V2Hは家に機器を据え付けるので、工事が要ります。そのかわり、停電の時も家のコンセントや照明をいつも通り使えるのが強みです。
V2Lは工事がいらず、持ち運べるのがいいところです。ただ、家の配線にはつながらないので、延長コードで必要な家電だけを使う形になります。

停電の時に家へ給電するには?
停電対策として家全体に電気を送りたいなら、V2H機器を家に設置する必要があります。シールの急速充電ポートと、家のV2H機器をケーブルでつなぐ仕組みです。
V2H機器は、ふだんは家からシールへ充電する機器としても使えるものが多いです。充電と給電の両方を1台でこなせるのは便利ですよ。
- V2H機器のメーカーの対応車種一覧で、シールが入っているか確かめる
- 家の分電盤や駐車場の位置を見て、設置工事の見積もりを取る
- 国や自治体の補助金が使えるか、申し込みの時期と条件を調べる
- 設置後、停電を想定して一度つなぎ方を練習しておく
V2H機器の対応車種を見ておく
V2H機器はメーカーごとに、つないで使える車が決まっています。シールが「V2H対応」でも、機器の側で動作確認ができていないと使えないことがあります。
例えば、見積もりの時はこう聞いてみてください。
「BYD シールでの動作確認は取れていますか?」
「対応車種の一覧に載っているか確認しますね」
この一言を入れるだけで、設置後に『つながらない…』という失敗を防げます。
車がV2H対応だから大丈夫と思い込み、機器の対応車種を確かめずに設置してしまう。機器と車の組み合わせごとに確認が要るので、契約前に販売店へ聞いておきましょう。
V2H機器の価格と工事費は、機器の種類や家の状況で変わります。この記事では金額を書いていないので、複数の業者で見積もりを比べてみてください。
キャンプや外で家電を使うには?
外で家電を使いたいなら、V2Lが手軽です。シールにはオプションでV2Lアダプターが用意されていて、AC100V・最大1,500Wの家電をつなげます(公式)。
もっと大きな電力が要る時は、市販のV2L機器を急速充電ポートにつなぐ方法もあります。こちらは最大10kWまで取り出せます(公式)。
市販のV2L機器は、複数のコンセントが付いていたり、200Vに対応していたりと製品ごとに違います。イベントや作業現場のように大きな電力をまとめて使いたい時は、こちらが向いています。
キャンプで照明やスマホの充電、電気毛布を使うくらいなら、純正のアダプターで足りる場面が多いはずです。
- 使いたい家電の消費電力を本体のラベルで確かめる
- 同時に使う家電の合計が1,500Wを超えないようにする
- 延長コードも1,500Wに耐えるものを使う
- 雨の日は接続部分が濡れないようにする
- 帰りに走る分の電池を残しておく
1,500Wで足りる?足りない?
1,500Wは、家庭のコンセント1口でふだん使う上限と同じくらいの電力です。電気ケトルやホットプレートのように熱を出す家電は消費電力が大きいので、1台ずつ使うのがコツです。
『ケトルと電気毛布を一緒に使いたい』という場面もあると思います。そんな時は、それぞれの消費電力を足して1,500Wに収まるかを見てみてください。
停電の時に何を動かすか決めておく
いざ停電になると、何から使えばいいか迷うものです。優先する家電を先に決めておくと、電池を無駄なく使えます。
| 優先度 | 家電の例 | 考え方 |
|---|---|---|
| 高い | 照明・スマホの充電・ラジオ | 消費電力が小さく、情報と明かりを確保できる |
| 中くらい | 冷蔵庫・扇風機・電気毛布 | 食べ物と体調を守る。消費電力はラベルで確認 |
| 必要な時だけ | 電気ケトル・電子レンジ・ドライヤー | 熱を出す家電は消費電力が大きいので1台ずつ |
冷蔵庫のように、動き出す瞬間だけ大きな電力を使う家電もあります。V2Lアダプターの1,500Wぎりぎりで組まず、少し余裕を持たせておきましょう。
V2Lアダプターは買う時に相談しておく
V2Lアダプターはオプションなので、標準では付いてきません。値段はこの記事では書いていないので、見積もりの時に一緒に出してもらうと手間が省けます。
『あとで欲しくなったら買えばいいか』と考える方もいますよね。
それでもかまいませんが、台風の季節の前に手元にあると安心感がちがいます。保管場所も、荷室の決まった位置にしておくと、いざという時に探さずに済みます。
キャンプや車中泊で荷物をどう積むかは荷室の記事で解説しています。
82.56kWhで何時間使える?計算してみた
シールの電池は82.56kWhです。これは「1kWの家電なら、理屈の上では82時間ほど使える量」という意味です。
ただ、電池を空になるまで使うのは現実的ではありません。給電が終わったあとに充電スポットまで走る分は残しておきたいですよね。
そこで、電池の半分(約41kWh)を給電に使う、と仮に置いて計算してみます。
| 使う電力(仮定) | 電池の半分(約41kWh)で使える時間の目安 |
|---|---|
| 平均0.5kW | 約82時間 |
| 平均1kW | 約41時間 |
| 平均1.5kW(V2Lアダプターの上限) | 約27時間 |
あくまで単純な割り算で、給電の時のロスは入れていません。実際はこれより短くなると見ておいてください。
停電の時は使い方で何日ももつ
家全体でエアコンや冷蔵庫を同時に使うと、平均の電力は上がります。反対に、冷蔵庫と照明とスマホの充電くらいに絞れば、電池はずっと長くもちます。
停電が長引きそうな時は、まず使う家電を決めておくのが一番の節約です。

停電に備えてふだんからしておくこと
停電は前ぶれなくやってきます。台風のように予報が出るものもあるので、ふだんの準備で差がつきます。
- 台風や大雪の予報が出たら、前の晩に充電を多めにしておく
- V2LアダプターやV2H機器の使い方を一度試しておく
- 停電の時に使う家電と、その消費電力をメモしておく
- 延長コードや電源タップを車に積んでおく
- 近くの充電スポットを2〜3か所、地図に登録しておく
一度でも試しておくと、本番で手順に迷いません。家族にもつなぎ方を見せておくと、自分が家にいない時も安心です。
走る分の残し方
給電に使った分だけ、走れる距離は短くなります。RWDの電費148Wh/kmで割ると、41kWhは約277km分の電気にあたります。
停電の時は近くの充電器も止まっているかもしれません。
少し離れた充電スポットまで行ける分は残しておきましょう。冬の電費の落ち方は航続距離の記事で確かめられます。
給電中に気をつけること
EVはエンジンを回さないので、給電中に排気ガスが出ません。ガレージの中でも使いやすいのは、EVならではのいいところです。
ただ、ケーブルが通路を横切ると足を引っかけやすくなります。夜はとくに、ケーブルの通り道を決めておきましょう。
また、給電しながら車内でエアコンを使うと、そのぶん電池の減りも早くなります。残量の表示をこまめに見ておくと安心です。
V2Hを入れる前に確かめておきたいこと
V2Hはあると心強い設備ですが、だれにでも向いているわけではありません。家の条件とお金の面から、入れる前に見ておきたいことがあります。
- 戸建てで、駐車場のそばに機器を置ける
- 停電への備えを重く見ている
- 太陽光発電があり、昼の電気を夜に回したい
- マンションなどで機器を設置できない
- 日中は車で出かけていて家にいない
- 工事費をかけずに外で家電を使えれば十分
『太陽光があるならV2Hはお得?』とよく聞かれます。
太陽光で昼にためた電気を夜に家で使えるので、電気の使い方の幅は広がります。
V2H機器には、国や自治体の補助金が出る年度もあります。ただ、対象の機器や金額、申し込みの期間は毎年のように変わるので、設置業者と自治体の公式サイトで最新の条件を見ておきましょう。
また、元が取れるかは電気の契約や使い方で変わるので、業者のシミュレーションで確かめてみてください。
電池の傷みは気にしなくていい?
給電に使うと、そのぶん充電と放電の回数が増えます。シールの電池は一般に繰り返しの充電に強いとされるLFPのブレードバッテリーですが、使い方で傷み方は変わります。
電池の寿命や保証の確かめ方はブレードバッテリーの記事でまとめています。家の充電設備をどう選ぶかは充電方法の記事が参考になります。
維持費や買う時の総額にも入れておく
V2H機器や工事の費用は、車の維持費とは別にかかります。車の電気代や税金の全体は維持費の記事で計算しています。
これから買う方は、車の値引きと補助金も合わせて総額で考えると、V2Hに回せる予算が見えてきます。交渉の順番は値引き相場の記事を見てみてください!
シールに乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
シールへの乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。
今の車の買取相場は、ナビクルですぐ分かります
今の車がいくらくらいで売れそうかは、一括査定サービス「ナビクル」で調べられます。
Webで車種・年式・走行距離などを入力すると、その場で買取相場の目安が表示されます。
買取店の査定を受ける前に、すぐ金額の目安が分かるのが便利なところです。

※ご利用いただいたお客様の実績例であり、現在の査定額とは異なる場合がございます。
※画像はイメージです。車種によって年式が異なる場合がございます。
この事実を知らないと、シールへの買い替えで損をしてしまう可能性があります
無料で、しかも約47秒で終わるひと手間をやるかどうか。
これが、車の買い替えで損をするか、得をするかの分かれ目になります。
すでに調べ尽くしている方は「知ってるよ」と思うかもしれません。でも、ピンと来なかった方は、ここだけは最後まで読んでみてください。
ポイントは「今の車をどう手放すか」です。
多くの人は、新しい車を買うお店でそのまま下取りに出します。でもこれは、損をしやすい典型的なパターンなんです。
販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。
- まず、控えめな下取り額を提示される
- 「がんばって、ここまで上げました!」と金額が上がる
金額が上がると、サービスしてもらったように感じますよね。
ただ、最初の金額には上げる余地が残してあることも多く、上がった後の金額でも、まだ本当の価値より安いことがあります。
比べる材料を持たずに商談に行くと、もっと高く売れたはずの車を、そのまま安く手放してしまうこともあるんです。
実際に、ナビクルの公式サイトでは、下取りより一括査定のほうが高く売れた実例が紹介されています。

※ご利用いただいたお客様の実績例であり、現在の査定額とは異なる場合がございます。
※画像はイメージです。車種によって年式が異なる場合がございます。
ナビクル査定事例より。個人の感想であり、実際の査定・売却額を保証するものではありません。
ナビクルのアンケートでは、買取価格は下取り価格より平均28.7万円高いという結果も出ています。
「平均28.7万円」はナビクル実施のアンケート調査結果です(2024年1月〜2025年12月・回答4,489件)。ナビクルを利用し実際に売却された方の査定最高額と下取り価格の差額平均額です。
ひと手間かけてから商談に行けば、愛車の売却で損を防げる可能性がある
やることは、商談の前に「ナビクル」で今の車を一括査定に出しておく。これだけです。
ナビクルは、最大10社の買取店にまとめて査定を依頼できるサービスです。入力は約47秒で、料金はかかりません。

複数の買取店が同じ車を査定するので、お店どうしが査定額を競い合います。 だから、1社だけの下取りより高い金額がつきやすいんです。
しかも入力が終わると、愛車の買取相場の目安もその場で表示されます。すぐに、今の車のだいたいの価値が分かりますよ。

※ご利用いただいたお客様の実績例であり、現在の査定額とは異なる場合がございます。
※画像はイメージです。車種によって年式が異なる場合がございます。
- 複数の買取店が出した中で、一番高い査定額
- 入力後すぐに表示される、買取相場の目安
この2つを持って販売店に行き、「買取店では○○万円で買い取ってもらえるそうです」と伝えてみてください。
それより安い下取り額では、話がまとまりにくくなります。
それでも下取り額が上がらなければ、高く買ってくれる買取店に売ればいいだけです。売るかどうかは、金額を見てから決めて大丈夫ですよ。

※ご利用いただいたお客様の実績例であり、現在の査定額とは異なる場合がございます。
※画像はイメージです。車種によって年式が異なる場合がございます。
このひと手間をかけずに商談に行くと、数十万円の差がつくこともあります。
逆に、約47秒の入力でそれを防げる可能性があるなら、こんなに割のいい作業はなかなかありませんよね。
ナビクルはどんなサービス?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用料金 | 無料 |
| 入力の目安 | 約47秒(年式・走行距離はだいたいでOK) |
| 査定を依頼できる数 | 最大10社 |
| 査定依頼の実績 | 累計600万件以上(2025年12月末時点) |
| サービス開始 | 2007年 |
| 運営会社 | 株式会社エイチームライフデザイン(東証プライム上場企業 株式会社エイチームホールディングスのグループ会社) |
| 安心への取り組み | JPUC(日本自動車購入協会)のWeb監修/JPUC認定の適正買取店が参画 |
表の内容(入力時間・査定依頼先の数・査定依頼の実績・運営会社など)は、ナビクル公式サイトの記載に基づきます(2026年10月時点)。掲載している写真・イラストはイメージです。
- 車種・年式・走行距離などを入力して申し込む(約47秒)
- 最大10社の買取店が、愛車を査定する
- 査定額を比べて、納得できる金額なら売却する
後から「もっと高く売れたのに」と後悔したくない方は、まずは約47秒だけ時間を使って、今の車の情報を入力してみてください。
よくある質問
BYD シールはV2Hに対応していますか?
はい、対応しています(BYD公式)。自宅のV2H機器を急速充電ポートにつなぐと家へ給電できます。機器ごとに対応車種が決まっているので、設置前に確かめてください。
V2Lアダプターで何Wまで使えますか?
オプションのV2Lアダプターは、AC100V・最大1,500Wです。同時に使う家電の合計を1,500W以内に収めてください。
もっと大きな電力を外で使えますか?
市販のV2L機器を急速充電ポートにつなぐと、最大10kWまで取り出せます(公式)。使える家電の範囲は機器の仕様で確かめてください。
停電の時、何日くらい家の電気をまかなえますか?
使う家電で大きく変わります。電池の半分(約41kWh)を使う仮定なら、平均1kWで約41時間、平均0.5kWで約82時間が単純計算の目安です。
RWDとAWDで給電の性能は違いますか?
電池はどちらも82.56kWhで、V2H・V2Lの対応も同じです。走る分の残し方では、電費の良いRWDの方が同じ電気で少し長く走れます。
まとめ
- シールはRWD・AWDともV2HとV2Lに対応(急速充電ポートを使う)
- 家全体に送るならV2H機器の設置が必要、対応車種の確認を忘れずに
- 市販V2L機器なら最大10kW、純正オプションのアダプターはAC100V・最大1,500W
- 電池の半分を使う仮定で、平均1kWなら約41時間が目安
- 帰りに走る分の電池は残しておく





コメント