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初めての輸入EVを選ぶ時、『安全面は大丈夫なのかな』と気になりますよね。家族を乗せるなら、なおさらです。
結論から言うと、シールは運転支援とエアバッグ9個が全車標準です。Euro NCAPでは最高評価の5つ星を取っています(現行型・BYD公式)。ただし、自動運転の車ではありません。
どんな場面で何が助けてくれるのかを、運転の流れに沿って見ていきます。
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BYD シールの安全装備は全車標準?
安全装備はRWD 4,950,000円とAWD 5,720,000円で共通です(現行型・税込・BYD公式)。安い方のグレードを選んでも、運転支援やエアバッグが減ることはありません。
国産車では、安全装備がグレードやオプションで変わることがよくあります。シールはそこを迷わなくていいのが、うれしいところなんです。
まずは、どんな装備があるかを一覧にしてみます。
| 分類 | 装備(全車標準・BYD公式製品ページ) |
|---|---|
| センサー | ミリ波レーダー5個・カメラ1個・超音波センサー |
| 前方の事故を防ぐ | 衝突予測警告(PCW)・自動緊急ブレーキ(AEB) |
| 速度の支援 | ACC・インテリジェントスピードリミットコントロール(ISLC)・交通標識認識(TSR) |
| 交差点や駐車場 | FCTA/FCTB(前方横断車両)・RCTA/RCTB(後退時の横から来る車) |
| 車線変更・乗り降り | BSD(死角の車両検知)・DOW(ドアを開ける時の警告) |
| うっかり対策 | AMAP(ペダル踏み間違い時の加速制御)・DAW(眠気注意力警告)・CPD(幼児置き去り検知) |
| 衝突した時 | エアバッグ9個 |
英語の略称が多くて、ちょっと身構えてしまいますよね。
1つずつ覚えなくても大丈夫です。このあと、「どんな場面で働くか」で分けて見ていきます。
シートや天井など、安全装備以外の車内の装備は内装の記事でまとめています。
自動運転の車なの?運転支援との違い
『シールって自動運転なんでしょ?』と思っている方もいるかもしれません。
ここははっきりさせておくと、シールの機能は運転支援です。運転するのはあくまで人で、システムはその手助けをする立場になります。
例えば、高速道路でACCを使っている時を思い浮かべてみてください。
「前の車についていってくれるから、足はかなり楽だね」
「でも、合流や工事の場所は自分でしっかり見ていないとね」
ACCは前の車との距離を保ちながら、速度を自動で調整してくれる機能です。長い渋滞や高速の巡航では、アクセルとブレーキの操作がぐっと減ります。
運転支援は、天候や道路の状況によってうまく働かないことがあります。強い雨や雪、逆光、白線がかすれた道などです。ハンドルから手を離したり、画面を見続けたりはせず、いつでも自分で操作できる状態を保っておきましょう。
「自動運転」という言葉は広告やネットで気軽に使われがちです。シールに限らず、今の日本で一般に売られている乗用車の多くは、運転支援のレベルにとどまっています。
前の車や歩行者とぶつからないための装備
運転中の事故で多いのが、前の車への追突です。シールには、これを防ぐための装備がそろっています。
| 機能 | 何をしてくれるか |
|---|---|
| 衝突予測警告(PCW) | ぶつかりそうな時に音や表示で知らせる |
| 自動緊急ブレーキ(AEB) | 警告のあとも危ない時にブレーキをかける |
| ACC | 前の車との距離を保ちながら速度を合わせる |
| ISLC・TSR | 標識を読み取り、速度の上限に合わせる手助けをする |
前を見るのは、カメラとミリ波レーダーの組み合わせです。カメラは標識や白線のように「形」を見るのが得意で、レーダーは雨や夜でも距離をつかみやすい、という役割分担があります。
シールはミリ波レーダーを5個積んでいます。前だけでなく、斜め前や後ろの方向も見張れるので、交差点や車線変更の場面でも働く装備が多いんです。
シールの0-100km/h加速はRWDで5.9秒、AWDで3.8秒です(公式)。アクセルを少し踏んだだけでも、思ったより速く前に出ます。慣れるまでは、ふだんより車間を広めにとっておくと安心ですよ。
加速や走りの違いはグレードの違いの記事で、RWDとAWDを並べて見られます。
駐車場・交差点・車線変更で働く装備
運転で緊張するのは、高速道路より駐車場や狭い交差点かもしれません。シールは全幅1,875mmと幅が広い車なので、ここで助けてくれる装備はありがたいところです。
- 見通しの悪い交差点で前に出る時:FCTA/FCTBが横から来る車を知らせる
- 駐車場からバックで出る時:RCTA/RCTBが横から来る車を知らせる
- 車線を変える時:BSDが斜め後ろの死角にいる車を知らせる
- ドアを開ける時:DOWが後ろから来る自転車や車を知らせる
- 狭い場所での取り回し:超音波センサーが近くの障害物を知らせる
例えば、スーパーの駐車場でバックして出る時です。両側に背の高い車が止まっていると、横から来る車はほとんど見えませんよね。
こういう時にRCTAが音で知らせてくれると、もう一度止まって確かめるきっかけになります。
全幅1,875mmは、幅1,850mmまでの機械式駐車場には入りません(公式寸法)。安全装備とは別の話ですが、自宅や職場の駐車場は先に確かめておきましょう。くわしくはサイズの記事で見られます。
最小回転半径は5.7mです(公式)。小回りが得意な車ではないので、狭い道でのUターンは何回か切り返す前提で考えておくと気持ちが楽です。
センサーの汚れにも気をつけたい
運転支援は、カメラやレーダーが前や周りを「見えている」ことが前提です。雪や泥、虫の汚れでセンサーの前がふさがると、働きが弱くなったり、止まったりすることがあります。
『急に警告が出たけど、故障?』と慌てる前に、まずはセンサーのまわりの汚れを見てみてください。
冬に雪の多い地域を走る方は、出かける前にフロントガラスとバンパーの雪を落としておくと安心です。センサーの場所は、取扱説明書や販売店で一度教えてもらっておきましょう。
うっかりを防ぐ装備:踏み間違い・眠気・置き去り
運転に慣れた人でも、「うっかり」は起こりますよね。シールには、そのうっかりに備える装備も入っています。
- AMAP:駐車場などでブレーキとアクセルを踏み間違えた時に、急な加速を抑える
- DAW:運転の様子から眠気や注意力の低下を見つけ、休憩をうながす
- CPD:車内に子どもが残っている可能性を知らせる
- DOW:降りる時に後ろから来る車や自転車を知らせる
『CPDってどんな時に役立つの?』と思う方もいるかもしれません。
夏の車内は、短い時間でも高温になります。子どもが後部座席で寝ていて、降りる時に気づかなかった、という事故は毎年のように報じられています。
そうした「まさか」に備える装備が標準で付いているのは、子育て中の家族には大きな安心材料です。
もちろん、装備があるから確かめなくていい、ということではありません。降りる前に後部座席を振り返るクセと、装備の知らせの両方で守る、と考えておくのがいちばんです。
AMAPも同じで、踏み間違いをゼロにしてくれる機能ではありません。あくまで「もしもの時に被害を小さくする」ための備えです。
衝突した時はどう守る?エアバッグ9個とEuro NCAP
事故を防ぐ装備に加えて、ぶつかってしまった時に体を守る装備も大事です。
シールのエアバッグは9個あります。後部座席のサイドエアバッグや、運転席と助手席の間で働くファーサイドエアバッグも含まれます(公式)。
| 項目 | 内容(公式) |
|---|---|
| エアバッグ | 9個(後席サイド・ファーサイドを含む) |
| 衝突安全の評価 | Euro NCAP 最高評価(5つ星) |
| ボディねじり剛性 | 40,000N・m/deg |
| 電池の載せ方 | ブレードバッテリーを車体と一体にするCTB |
Euro NCAPは、ヨーロッパで行われている新車の安全評価です。ぶつかった時の乗員の守られ方や、運転支援の働きなどを総合して星の数で表します。
ファーサイドエアバッグは、横からぶつけられた時に、運転席と助手席の人どうしが頭をぶつけ合うのを防ぐためのものです。まだすべての車に付いている装備ではないので、ここはシールの強みと言えます。
シールはブレードバッテリーを車体の床に組み込むCTB(Cell to Body)という作りです。電池が車体の一部になることで、車体の硬さにもつながっています。電池そのものの話はブレードバッテリーの記事で見ています。

ヘッドアップディスプレイは安全に役立つ?
シールにはヘッドアップディスプレイ(HUD)が全車標準で付いています。フロントガラスに速度などが映るので、視線を下げずに情報を見られます。
実は、これも立派な安全装備なんです。メーターを見るために目を下げる時間が短くなるほど、前の様子を見ている時間が長くなります。
『画面がいっぱいあって、かえって気が散らない?』という声もありますよね。
シールは中央に15.6インチの大きなタッチスクリーンがあり、エアコンなどの操作も画面から行う場面があります。走り出す前に、よく使う操作を覚えておくのがおすすめです。
画面まわりの使い方は15.6インチ回転ディスプレイの記事でくわしく見ています。
試乗で安全装備を確かめる時のポイント
- 運転支援・エアバッグがRWD・AWDとも同じ
- ミリ波レーダー5個で斜め前や後ろも見張る
- 子どもの置き去り検知や踏み間違い対策まで標準
- Euro NCAPで最高評価の5つ星
- 自動運転ではなく、運転するのは人
- 警告音の大きさや頻度は好みが分かれる
- 画面での操作に慣れるまで時間がかかる人もいる
- 幅1,875mmで、狭い道や駐車場は気をつけたい
試乗では、販売店の人に頼んでACCを実際に使わせてもらうのがおすすめです。どのボタンで起動し、どう速度を変えるのかを、運転しながら確かめられます。
警告音の鳴り方も、乗ってみないと分からない部分です。気になる時は、どこまで設定で変えられるかを聞いてみてください。
装備が納得できたら、あとは値段です。495万円の車を補助金込みでいくらで買えるかは値引き相場の記事にまとめています。

シールに乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
シールへの乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。
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すでに調べ尽くしている方は「知ってるよ」と思うかもしれません。でも、ピンと来なかった方は、ここだけは最後まで読んでみてください。
ポイントは「今の車をどう手放すか」です。
多くの人は、新しい車を買うお店でそのまま下取りに出します。でもこれは、損をしやすい典型的なパターンなんです。
販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。
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よくある質問
BYD シールは自動運転ですか?
いいえ、自動運転ではなく運転支援です。ACCなどが手助けをしますが、運転するのは人なので、ハンドルから手を離さず前を見ている必要があります。
安全装備はグレードで違いますか?
運転支援やエアバッグはRWDとAWDで共通です。安い方のRWDを選んでも、安全装備は減りません。
エアバッグはいくつありますか?
9個です。後部座席のサイドエアバッグと、運転席と助手席の間のファーサイドエアバッグも含まれます。
衝突安全の評価はどうですか?
ヨーロッパの安全評価Euro NCAPで、最高評価の5つ星を取っています。
子どもの置き去りを知らせる機能はありますか?
あります。幼児置き去り検知(CPD)が全車標準で付いています。
まとめ
- 運転支援とエアバッグはRWD・AWD共通で全車標準
- センサーはミリ波レーダー5個・カメラ1個・超音波センサー
- ACC・自動緊急ブレーキ・交差点や駐車場の警告がそろう
- 踏み間違い・眠気・幼児置き去りの対策まで標準
- エアバッグ9個、Euro NCAPで最高評価の5つ星
- 自動運転ではないので、運転するのは人





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