BYD シールの内装を解説|ナッパレザーのシート・スエード・クリスタルギアレバー

黒いレザーシートとガラスの天井が見えるEVセダンの車内

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外観にひかれてシールが気になったものの、『中はどうなんだろう』と思っている方も多いですよね。毎日座るのは車内なので、ここは見ておきたいところです。

結論から言うと、シールの内装はナッパレザーのシートとスエード、ガラスの天井が全車に付く、上質寄りの作りです。RWD 4,950,000円とAWD 5,720,000円で、内装の素材に差はありません(現行型・BYD公式)。

この記事では、シートから天井まで、乗り込んだ時に目に入る順に見ていきます。

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目次

BYD シールの内装はどんな雰囲気?

先に結論

内装色はタウマスブラックの1色です。黒を基調にナッパレザーとスエードを組み合わせ、落ち着いた中にスポーツセダンらしい引き締まった雰囲気があります。

内装のデザインを手がけたのは、ミケーレ・パガネッティ氏です。BYDのATTO 3やドルフィンと同じデザイナーで、シールでは「海洋美学」というコンセプトでまとめられています。

内装色の「タウマスブラック」は、ギリシャ神話の海の神タウマスが名前の由来です。外装の4色(アトランティスグレー/オーロラホワイト/コスモスブラック/シャークグレイ)のどれを選んでも、内装はこの色になります。

まずは、内装のおもな装備を一覧にしてみます。

場所おもな装備(全車標準)
シートナッパレザー(ダイヤモンドキルティング)・前席ヒーター/ベンチレーション
ダッシュボードなどスエード
運転席まわり10.25インチメーター・ヘッドアップディスプレイ・クリスタルギアレバー
中央15.6インチ電動回転式タッチスクリーン・スマホのワイヤレス充電2台同時
音響Dynaudioのスピーカー12個・最大775W
天井パノラミックガラスルーフ・電動シェード

出典はBYD公式製品ページです。どれもRWD・AWD共通なので、内装を理由にグレードを選ぶ必要はありません。

『内装の色を選べないのは残念』と感じる方もいるかもしれません。

ただ、黒は汚れが目立ちにくく、外装の色ともぶつかりにくい色です。どの外装色にしても、まとまりのある車内になります。

BYD シールの内装の装備を場所ごとにまとめた図解

外装色との組み合わせ

内装が黒1色なので、外装の色で車全体の印象が決まります。オーロラホワイトなら白と黒のコントラストがはっきりし、コスモスブラックなら内外とも黒で引き締まった印象になります。

グレー系のアトランティスグレーやシャークグレイは、その中間の落ち着いた組み合わせです。色ごとの特徴はボディカラーの記事で見比べられます。

シートはナッパレザー?座り心地と機能

シールのシートは、本革のナッパレザーです。表面にはひし形の縫い目を並べたダイヤモンドキルティングが入っていて、座る前から目を引きます。

前席はヘッドレストと背もたれが一体になったスポーツシートです。体を左右からしっかり支える形で、カーブでも姿勢がくずれにくくなっています。

座席素材調整・機能
運転席ナッパレザー8方向電動・ランバーサポート・メモリー・ヒーター・ベンチレーション
助手席ナッパレザー6方向電動・ヒーター・ベンチレーション
後席の左右ナッパレザー4:6分割で倒せる
後席の中央PUレザー4:6分割で倒せる

スエードはどこに使われている?

レザーと組み合わせて使われているのがスエードです。ダッシュボードなどに使われていて、手で触れるとしっとりした手ざわりがあります。

スエードは光を反射しにくい素材なので、フロントガラスへの映り込みを抑えやすいと言われます。黒のレザーとの質感の違いが、車内に奥行きを出しているんです。

シートベンチレーションは夏に効く

前席には、シートヒーターだけでなくベンチレーション(送風)も付いています。夏に背中が汗ばむのをやわらげてくれる装備です。

例えば、真夏の駐車場から乗り込んだ時を思い浮かべてみてください。

「背中が蒸れるのがいやなんだよね」
「シートから風が出るから、エアコンが効くまでの間もかなり楽ですよ」

こんな会話が出るくらい、夏場にありがたみを感じやすい装備です。冬はヒーターがあるので、レザーシートの冷たさも気になりにくいですよ。

運転席のメモリーは家族で乗る時に便利

運転席は8方向の電動調整に、腰を支えるランバーサポートとメモリー機能が付きます。家族で運転を交代しても、ボタン1つで自分の位置に戻せます。

長距離を走る方には、ランバーサポートがうれしいところです。腰の当たり方を自分に合わせておくと、休憩の間隔を少しのばせるくらい楽になることもあります。

シートまわりやキーなどの快適装備は快適装備の記事でさらに詳しく見ています。

運転席まわりとクリスタルギアレバー

運転席に座ると、まず目に入るのが中央の大きなディスプレイと、手元のクリスタルギアレバーです。

クリスタルギアレバーは、透明感のある素材で作られたシフトレバーです。光の当たり方で表情が変わり、シールの内装の見せどころの1つになっています。

『見た目重視で使いにくいのでは?』と思うかもしれません。

形が独特なので、最初は少し戸惑うかもしれません。試乗の時に何度か動かしてみると、すぐに手になじむか確かめられます。

操作のしかたは取扱説明書とよく使う操作の記事にまとめています。

メーターとヘッドアップディスプレイ

ハンドルの奥には10.25インチの液晶メーターがあり、速度や電池の残量が映ります。フロントガラスには、ヘッドアップディスプレイで速度などが映ります。

視線を大きく動かさずに情報を見られるので、高速道路でも疲れにくくなります。

15.6インチの回転ディスプレイ

中央の15.6インチのタッチスクリーンは、電動で縦向きと横向きを切り替えられます。地図は縦、動画は横、と使い分けられるのがシールらしいところです。

Apple CarPlayとAndroid Autoに対応していて、2025年10月のアップデート後はワイヤレスのApple CarPlayも使えます。スマホのワイヤレス充電は2台同時にできるので、助手席の人と取り合いにならずに済みます。

ディスプレイとオーディオの詳しい話は15.6インチ回転ディスプレイの記事で解説しています。

音響はDynaudio

スピーカーはDynaudio(ディナウディオ)のHi-Fiスピーカーが12個、最大775Wです。全車標準なので、オプションを選ばなくても音にこだわった装備が付いてきます。

天井はパノラミックガラスルーフ

シールの天井は、全面がガラスのパノラミックガラスルーフです。前席から後席まで空が見えるので、車内が明るく広く感じられます。

『ガラスの天井って夏は暑くない?』という声はよく聞きますよね。

シールのガラスルーフは2枚ガラスで、紫外線を99%カットし、可視光線の透過率は4.2%です(公式)。さらに電動のシェードが全車標準なので、日差しが強い日は閉めておけます。

項目パノラミックガラスルーフ(公式)
ガラス2枚ガラス
紫外線カット99%
可視光線透過率4.2%
シェード電動(全車標準)

電動シェードは、2025年10月30日のアップデートで全車標準になりました。

中古で探す時の注意

2025年10月のアップデートより前の年式は、電動シェードやワイヤレスのApple CarPlayなど、今の装備と違う部分があります。中古で探す時は、年式と装備を販売店で一つずつ確かめておきましょう。

暑さ対策や開け閉めの話はガラスルーフの記事で詳しく扱っています。

パノラミックガラスルーフの紫外線カット率と透過率、電動シェードをまとめた図解

後部座席と荷室はどうなっている?

後部座席は、左右の席がナッパレザー、中央の席がPUレザーです。乗車定員は5名で、背もたれは4:6で分けて倒せます。

ホイールベースは2,920mmあり、セダンとして長めです。床が平らに近いEVの作りなので、足元のゆとりを感じやすくなっています。

ただ、全高は1,460mmと低めです。天井がガラスなので開放感はありますが、背の高い方は一度座って頭上を確かめてみてください。

後部座席で確かめたいこと
  • 背の高い人が座った時の頭上のゆとりを見る
  • 足元にかかとを入れられるか確かめる
  • チャイルドシートを付ける位置と固定方法を販売店で聞く
  • 背もたれを倒した時に、トランクとどうつながるか見る

後部座席の広さは後部座席の記事で、荷室の使い方は荷室の記事で詳しく見ています。荷室はトランク400Lに、ボンネットの下の50Lが加わります(公式)。

2025年10月のアップデートで内装は何が変わった?

シールは2024年6月25日の発売から、フルモデルチェンジはしていません。ただ、2025年10月30日のアップデートで、内装まわりにもいくつか手が入りました。

変わったところ内容(公式発表)
スマホ連携ワイヤレスのApple CarPlayに対応
キーデジタルNFCキー
天井ガラスルーフの電動サンシェードを全車標準に
エアコン冷却と空気清浄の機能を強化
小物入れ運転席にサングラスケース

同じアップデートで、価格はRWD 4,950,000円、AWD 5,720,000円に下がりました。内装の装備が増えて値段は下がった形です。

内装の良いところ
  • ナッパレザーとスエードが全車標準
  • 前席にヒーターとベンチレーションが付く
  • ガラスの天井で車内が明るい
  • Dynaudioのスピーカー12個が標準
気になるかもしれないところ
  • 内装色はタウマスブラックの1色だけ
  • 全高1,460mmで、後席の頭上は人によって狭く感じる
  • 後席の中央はPUレザーで、左右と素材が違う
  • 中古の古い年式は電動シェードの有無を確認したい

内装をきれいに保つお手入れ

ナッパレザーは、やわらかく手ざわりのいい革です。そのぶん、汚れや乾燥には少し気をつけたい素材でもあります。

内装のお手入れの流れ
  1. ほこりはやわらかい布かブラシでこまめに払う
  2. 革のシートは固くしぼった布でふき、乾いた布で仕上げる
  3. 汚れが落ちない時は、革に使えるクリーナーを目立たない所で試す
  4. スエード部分は水ぶきを避け、専用のブラシで毛並みを整える
  5. タッチスクリーンは画面用のクロスでやさしくふく

夏はガラスルーフの電動シェードを閉めておくと、シートが日差しで傷むのを防ぎやすくなります。手放す時の印象にもつながるので、ふだんから手をかけておくと安心です。

試乗で内装を見る時のポイント

内装はカタログの写真だけでは分かりにくい部分が多いです。試乗の時は、走りだけでなく車内もじっくり見てみてください。

  • 運転席に座り、シートの調整とギアレバーの操作を試す
  • 回転ディスプレイを縦と横に切り替えてみる
  • 後部座席に座って、頭上と足元のゆとりを確かめる
  • ガラスルーフのシェードを開け閉めして明るさを比べる

安全装備も内装と一緒に見ておく

車内には、エアバッグが9個あります。後部座席のサイドエアバッグや、ファーサイドエアバッグも含まれます(公式)。

ヘッドアップディスプレイや運転支援も含めた安全装備は安全装備の記事でまとめています。

内装にひかれて購入を考え始めたら、次は値段の話です。値引きの相場と交渉の順番は値引き相場の記事を見てみてください!

シールに乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく

シールへの乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。

『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。

手放し方の選択肢

今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。

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よくある質問

BYD シールの内装色は何色ですか?

タウマスブラックの1色です。外装の4色どれを選んでも、内装はこの色になります。

シートは本革ですか?

前席と後席の左右はナッパレザー(本革)で、ダイヤモンドキルティングが入っています。後席の中央はPUレザーです。

天井はどうなっていますか?

全面ガラスのパノラミックガラスルーフです。2枚ガラスで紫外線を99%カットし、電動シェードが全車標準で付きます。

RWDとAWDで内装は違いますか?

内装の素材やおもな装備は共通です。グレードの違いは走りの部分で、AWDには電子制御サスペンションDiSus-Cが付きます。

クリスタルギアレバーとは何ですか?

透明感のある素材で作られたシフトレバーです。シールの内装の見せどころの1つで、全車に付いています。

まとめ

この記事の要点
  • 内装色はタウマスブラックの1色、デザインはミケーレ・パガネッティ氏
  • シートはナッパレザーのダイヤモンドキルティング、前席はヒーターとベンチレーション付き
  • 運転席まわりは10.25インチメーター・HUD・クリスタルギアレバー・15.6インチ回転ディスプレイ
  • 天井はパノラミックガラスルーフ、電動シェードは2025年10月から全車標準
  • 内装の素材と装備はRWD・AWD共通
シール買いたいドットコム

シール買いたいドットコム 編集部

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